使用できる車両
原則として、介護タクシーで使用する車両は福祉車両となります。
福祉車両とは車いす若しくはストレッチャーのためのリフト・スロープ・寝台等の特殊な設備を設けた自動車、又は回転シート・リフトアップシート等の乗降を容易にするための装置を設けた自動車を言います。これらの福祉車両を運転する場合、運転手の資格は不要です。
但し、例外的にセダン型の介護タクシーも認められています。この場合、運転手は、ケア輸送サービス従業者研修修了者、福祉タクシー乗務員研修修了者、介護福祉士、訪問介護員、サービス介助士、居宅介護従業者のいずれかの資格を持っていることが要件となります。
車両の種類
小型車
小型車のメリット
- 車両購入費が安い
- 燃費や車両維持費が安い
- 中型車や大型車に比べて小回りがきく
小型車のデメリット
- 多くの人数が乗車できない
- ストレッチャーを載せることができない
- 旅行や長距離のサービスには不向き
中型車
中型車のメリット
- 車内も広く乗車定員に余裕がある
- 旅行や長距離のサービスも可能
中型車のデメリット
- 車両費や維持費がかかる
- ストレッチャーを載せることができない
大型車
大型車のメリット
- ストレッチャーを載せることができる
- 車内も広く乗車定員に余裕がある
- 旅行や長距離のサービスも可能
大型車のデメリット
- 車両費等の初期投資が高い
- 燃費等の維持費が高い
- 小回りがきかない